ピアノが初見で弾けるようになるには?できないを減らすコツ10選!

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初めての曲を見て初見(一通り弾くこと)を行いますが、スラスラではなくて小節ごとに止まってしまうと最後まで弾けないことってありますよね。

何とか曲らしく弾きたいけど、どうしたらいいのか悩みますよね。


そこで、ピアノで曲を初見するにあたってどうしたらスラスラ弾けるのか、体験談を基に初見のできないを減らす方法をご紹介しますね。

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初見の際には楽譜全体を見る

初めての曲を弾くときに、まずは楽譜を見ますよね。

そのときに何も考えないでいきなり弾きながら音符を読むのではなくて、弾く準備をしてから弾くと曲らしく聞こえますよ!

準備は念入りに行おう

初見するにあたって、ザッと以下のことを確認しておくと、いざ弾き始めるときには弾きやすいですよ!

拍子は弾く前の準備として数えよう

楽譜の一番最初に書いてあるのは拍子ですよね。

拍子は何拍子の曲なのかの印なので、確認しなければどこが1拍目なのか弾くときに分からなくなります。



⬆︎この画像だと、この曲は4分の4拍子の曲になります。

1番最初に拍子を目で見て確認してから、弾くときに数えることで弾いてる間は1拍目を何となく意識してますよ!

拍子は心で読み、同時に目でも1小節目を読むとすんなり弾ける

私は弾く時に拍子を心で数えるんですね。

そのときに、一緒に目で1小節目の音も確認してます。


例えば、初見する曲が⬆︎上の画像のような4/4拍子の曲だとします。

楽譜の🎼(ト音記号)が分かりやすいので、ト音記号の所の1小節目にドーと(高い)ドーがそれぞれ二分音符で書いてあるとします。

これを心と目で同時に数えると、1・2→ド、3・4→高いド(※数字は拍子です)のようになります。



⬆︎心と目の両方で1小節目の音を数える


これは弾く前に目では音を見ながら1小節目を確認してるので、いざ弾き始めるときには目は2小節目を見てることが多いですよ!

これと同じように、目で次の小節を見続けていくと最後まで弾けてしまうことが多いんですね。


私は初見のときに生徒に必ずこれを行わせてまして、実際にレッスンのときに初見を弾かせてみるんですね。

すると、目は弾いてるところではなく次の小節を見てますし、1段目の最後の小節を弾いてるときには下の段の1小節目を見てますよ。

1拍目の音は大切に

曲の最初の音が分からないと、いざ初見で弾き始めてもつまづいてしまいますよね。

そうならないように、曲全体を見る前か見た後に1拍目を必ず確認しておくと、初見で弾くときに1小節や1段の最後までなど、ある程度スムーズに弾けますよ。



⬆︎画像の曲だと、ト音記号の1拍目はドの音になるので、この音を必ず確認します。


私はレッスンを受けてたときにいつも注意されてたのが1拍目なんですね!

ここが弾けないと曲じゃないよと先生に度々注意されましたっけ(汗)

なので、出だしが大切なんだと改めて分かりましたし、慣れてくると、これが曲の始まりだから、重要な部分だぞ!と意識できるようになりましたね!

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メロディーは優先して弾こう

曲を弾くときに優先したいものは、メロディーや歌となる音や段です。


メロディの役割は歌でいうと主役で、例えば、バンドならボーカルですね!

メロディ以外の他の音や段(両手で弾く場合はメロディはない段)は、サポート=伴奏やコーラス隊なので、主役以外が聞こえるとどういう曲なのか分かりませんよね。

なので、必ずメロディや歌は優先して弾いてみてくださいね!


ちなみに、楽譜がト音記号とヘ音記号の2段になってる両手で弾く曲の場合は、9割は上の段(右手で弾く段)にメロディが多いんですよ。

特に、歌詞が書いてある曲はそうなんですよねー!


この場合は両手で弾こうと思わずに、歌う部分やメロディになってる段を弾くように心掛けてみるといいですよ。

それだけで1段目だったり、最後や曲が変わる所まで弾けることもありますよ!


ちなみに、伴奏部分に全音符(1小節の中に白◯が1つ書いてある音)などが書いてたる簡単な部分ってありますよね。

そこだけ両手で弾いてみるとより曲らしく聞こえることもありますよ!

一定の速さで弾こう

初見を弾いてて、メロディーは間違えたくない一心で弾くことに一生懸命になりやすいですよね。

それだとお経や文章を読むように聞こえてしまうんですよ!

なるべく続けて弾くためにもゆっくりの速さで構いません。


速さ(テンポ)を保つように心掛けると自然と体がテンポを感じて弾けるので、初見でも曲になってるように聞こえることもありますよー。

音は間違ってもどんどん進もう

初見とはどんな曲なのか知るために弾くことで、音ではなく曲の流れを掴むことを優先するものなんですよー。

音を間違えたからといって何回も弾き直すと何の曲なのか把握するのに時間がかかってしまうんですね!


あくまでも、初見とは雰囲気を掴むと思って弾くように心掛けるといいですね。

初見は難しくなってきたら途中で終わっても良しにしよう

曲によっては初見中にどこを弾いてるのか混乱してくることもありますよね。

そんなときには区切りの良い場所で切り上げてもいいでしょう。


あくまで初見なので全部を弾こうとしなくても感覚を掴めば良いですから!

繰り返しがある場合は2回目を弾いて最後に飛んだり、曲調が変わる前に止まっても変ではないですよ。


私はいつも難しい曲のときにはこれで終わって良しにしてまして、レッスンを受けてたときも同じように教わりましたね。

弾き終わったら初見のおさらいをしよう

初見を通して曲の感じがひとつでも掴めたら、次はどこを気を付けるともっと曲らしくなるのか楽譜を見ながら探してみましょう。


気を付ける場所が見つかれば、次に弾くときにはそこへ近くなったら意識してますよ。

おさらいなしでは初見に慣れるのも遅くなるので、ここまでが初見だと思って取り組んでみるといいですね。

まとめ

初見とは、音を弾こうと思わずに曲の流れを掴みながら弾くことです。


ポイントとして、

⚫︎弾く前に曲全体を通して目で音の位置を確認する
⚫︎拍子や1拍目を大切にする
⚫︎音の先読みをする
⚫︎両手の曲の場合メロディや歌となる部分は優先して弾く
⚫︎間違っても曲調やリズムを崩さないために、どんどん進む

など、最後まででなくても構わないので、1曲でも多く取り組んでみて、初見を楽しんでみてくださいね。


ちなみに、他にも心掛ける方法として、ピアノが初見で弾けるようになるには?できないを減らすコツ6選!にも、載ってるので参考にしてみてくださいね。

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