ピアノを弾いてみたいけど楽譜を開いたら分からなくて固まったことはないですか?
音が読めなければスラスラ弾くまでに時間がかかり、ひたすら読んでると途中で飽きてしまいますよね。
そこで、体験談を基に読み方を工夫する方法をご紹介します。
楽譜を開いてはじめにすることとは?
楽譜は開いたら何の音か数えますが、音を覚えていないとひたすらド、レ、ミと分かる音から指で数えて判断するため、高い音になったらどうしようと混乱します。
なので、音の位置を覚えることから始めてください。
音楽では五本の線、つまり五線を使って書かれています。
読み方の方法は、数え方のコツとして線のところにくる音は一番下から順番にミソシ高いレ高いファになります。
ドレミファソの位置までは分かるけど、そこよりも上や下の音は読みにくいです。
けど、ミ〜高いファを順番に頭にインプットしておくといざ高いドなどの高い音が出てきたときにちょっと考えると音が出てきます。
ソから3個上の音ならソの次の線の音はシでシの隣の音だからドと、ミから4個下の音が書いてあって線がついてても真ん中のドが分かればドの1個下なのでシの音と分かります。
音符を表に書いてみよう
音の位置は書くことでより覚えることができます。
楽譜の開いてるページの曲名の左右どちらか空いてるスペースか白い紙に五本の線(五線)を書きましょう。
書いたら、はじめにト音記号をその右隣に1番下の線からミソシレファの音符を縦に団子のように大きく書いてください。
音符を斜めに1音ずつ書いていくのも見やすいので、ミ〜高いファまで1音毎に間を開けて斜めに書いていき、音符の名前を音符の下に一緒に大きく書くとより分かりやすいです。
もし音を忘れたとしても表が書いてあれば見ながら覚えられるので、書く時間は長くて3分位ですから手書きで書いてみましょう。
また、ド〜高いファまで一音ずつ書いて線の音は目立つように赤ペンで丸を書いたり、線の音は大きめに間の音は小さめに書くと分かりやすいです。
声に出して読むことで音の位置をインプットしよう
書く際には声に出しながら音符を書くと頭にインプットするので、恥ずかしくても覚えるためにはやってみてください。
私自身、はじめの頃は何で声を出さないといけないの?と思いましたが、出した方が効率良いし、気づいたら位置も覚えてたので分かってからはいつも声出しは欠かせません。
インプットできたり書かなくてもスラスラ読めるようになるまでは読むように心掛けると自然と覚えます。
ヘ音記号の場合はどう読めばいいの?
ミソシレファまではト音記号の位置で書きますが、ヘ音記号の場合はト音記号よりも読むのに時間がかかります。
ト音記号の表を書いた隣か近くが開いてたら同じように表を書いてみましょう。
五線を書いたら、一番左にヘ音記号を書いて上の線から順番にラファレシソをト音記号の表と同じように1音ずつ音の名前と一緒に書いてください。
このときに団子状や斜めに下へ書いてもいいですが、見やすいようにト音記号と同じ書き方をしてください。
こちらもト音記号同様に低いラ〜さらに低いソの音まで一音ずつ書いていき、線の音に印をしたり線の音は大きく書いても分かりやすいです。
一番上のラの音はその上に線をつけるとト音記号の真ん中のドの音になりますが、楽譜によっては出てくることもあるので一緒に書いてみてください。
ちなみに線をつけることを加線といいます。
先程出たヘ音記号の真ん中のドやト音記号でお馴染みの真ん中のドも加線で書かれていて、曲によっては加線があると見やすいし読みやすいです。
ヘ音記号の読み方は上の音から下へ読んでみよう
ヘ音記号の場合は、読みやすいように真ん中のドから下へ書いてある音符が下がります。
なので、下の線から上へ読むよりも上の線から下に読んだ方が覚えやすいし、弾くときにも場所を間違えずにすみます。
ここもト音記号同様に声出しをすると確実に音の位置を覚えられます。
読む上での注意点は?
よく読み方をひたすら書きますが、スラスラ読むための準備としては毎回書くと書いてある言葉に惑わされて弾く位置も分からないままです。
長い曲だと結局書かないと読めないので、書くことに飽きて途中でやめてしまうこともあります。
全部書くと音を覚えるまでの時間は書かないよりも3倍かかります。
なので、どうしても分からない音は書いて、慣れてきたら消したり気にならなければ残してください。
私は大抵残してあってもたまに読んでて邪魔になるときがあるので、音符の近くの開いてる位置に小さく書くと気になりません。
まとめ
弾く前の段階で音読みができてるかどうかで曲をスラスラ弾けるか変わってきます。
表は書くことがめんどくさいと思ってやめると実際に弾くときに固まりますから、弾く前の準備として声出ししながら書いてみてくださいね。
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