潮干狩りに行ったけど、いざ食べようと思ってもそのままでは食べられないですよね。
何とかしたいけど初めての場合だとやり方が分からないし、上手くできるか心配なのでどうしたらいいのか悩みますよね。
そんな悩みのある人もできるやり方で上手なコツをご紹介します。
あさりの砂抜きのやり方は?
捕ってきたあさりの量によりますが、大きめのザルとそれより多少大きなボウルを用意しましょう。
ボウルの中には海水や海水と同じ濃さの塩水を入れて、ザルにあさりを入れてそのままボウルの中に入れます。
ボウルにザルを入れたら、塩水はあさりがヒタヒタに浸かる位の量にしてください。
塩水の量は多ければ減らし、ヒタヒタになったら海の中と同じ暗い状態にするために蓋をして、冷暗所へ置いてください。
ちなみに、密封状態だとあさりが窒息するので、光が入らない程度の隙間をあけておきましょう。
まだ肌寒い時期なら冷蔵庫だと冷た過ぎてあさりはびっくりして砂を吐きません。
日陰になってる場所ならこの時期は程良い寒さなので、冷暗所や日が当たらなければ玄関や下駄箱の上に置きましょう。
なお、室内が25度以上だと弱ってしまうので暖かければ冷蔵庫へ入れてください。
ちなみに、貝に砂が残ってると食べるときに砂を噛んでしまいますよね。
ザルとボウルの二重底にすることで、あさりが吐いた砂を再度吸い込まないように、全部出し切るために必ず二重にしてください。
あさりの砂抜きを上手にするには?
あさりは新鮮なうちに砂抜きしなければしっかり呼吸しません。
また、時間が経つと弱ってしまって上手く砂を吐かなくなるので、取ったらすぐに行いましょう。
先程ボウルと書きましたが、貝が重なると上の貝が吐いた砂を下の貝が吸い込んでしまいます。
それを阻止するためにバッドを用意するのもいいですね。
なければザルとボウルで重ならないように並べましょう。
海水で足りればいいですけど、ない場合は海水と同じ3%~5%の濃度が必要ですので塩水を作りましょう。
1Lの水なら30gの塩(普通の塩)を小さじ6杯、1カップ(200cc)なら小さじ1杯の塩で3%なので、その中にあさりを入れて砂を十分吐かせるために一晩漬けておいてください。
ちなみに、光が当たると砂を吐きません。
なので、蓋代わりとして黒いビニール袋や新聞紙を使うと光を遮断しますよ。
新聞紙の場合は勢いよく吐きだした塩水を吸収してくれます。
ただし、密封しないように隙間を少々開けておきましょう。
あさりによっては元気にピューピューと吐くものもあります。
蓋をしていても、ボウルやバットの下には新聞紙やタオルを敷いておくと回りは汚れずにすみます。
私は一度これを見たことがありますけど、噴水並みじゃないけど結構高く飛んでたことがあります。
あさりの砂抜きのコツは?
捕ってきたあさりを塩水に入れる際に真水だと死んでしまうので、水道水を使いたいですよね。
けど、水道の水の場合、塩素が含まれてるので綺麗な状態でなければ弱ってしまいます。
熱湯でカルキ抜きをするかミネラルウォーターを使ってください。
蓋した状態で置いてあると気になりますよね。
早く砂抜きが終わらないかと見に来る人もいるかもしれません。
けど、光に弱いあさりは何度も蓋を取ると弱っていきます。
また、見に来るたびにあさりの入ってるボウルに振動が起こってしまいます。
揺れにびっくりしてあさりは、砂を吐く水管を引っ込めてしまうので気を付けましょう。
砂を吐き出し切るためにも海水の中と同じ状態でいられるように、他の事で気を紛らわせてください。
まとめ
潮干狩りで捕ってきたあさりの砂抜きは気を付ける点がありますが、砂を出し切ってもらわないと食べられません。
なので、行う際には注意点を気にしつつ、砂抜きをしてみてくださいね。
ちなみに、ちょっと早い3月にもあさりは取れるんですけど、、
行くときに取れる時間帯を前もって確認しておくと、時期的に寒くても短時間でも楽しめます。
こちらに詳しく載ってるので、参考にしてみてください。