節分といえば豆まきと恵方巻ですけど、お店に行くといろんな種類の恵方巻が売られていますよね。
そんな恵方巻ですが、食べ方には理由があるのはご存知ですか?
そこで、切ってはいけないこと、無言で食べること、目をつぶること、それぞれの理由について確認しましょう。
恵方巻の食べ方として切ることはいけない理由は?
恵方巻とは縁起物で、お正月に訪れる歳神様の歳徳神を迎えることで福と徳をもたらすといわれていてそれにちなんでます。
お正月に食べる七草粥と同じように切らずに食べきることで、1年間病気もしないで健康でいられることを意味します。
また、巻いてあるのりには福を巻く意味があるので、途中で切ると福も切れることにつながりますから食べきった方がいいですね。
私は縁起物と聞いてから途中で切れないように幅は細い物や短い物にしたり、早口だと食べきれないのでゆっくり食べきるなどの工夫をしてます。
健康や縁起が気にならないなら切っても構わないし、好きなように食べてもいいでしょう。
恵方巻の食べ方で無言で食べる理由は?
無言で食べることはお祈りをしながら食べたり悪いものを寄せ付けないためです。
途中でしゃべるとお祈りも途中で終わり叶うことができませんから話す前に食べきってください。
ただし、縁起事なので食べることに集中し過ぎて真剣になるよりも笑顔の方が神様も嬉しいし、笑顔で食べるところもありますから真顔にならないようにしたいですね。
笑わせてもいいのでは?と思うかもしれませんが、恵方巻は無言で食べきることが目的です。
途中で吐いたら神様に失礼ですし申し訳ないし、後片付けが大変ですからやめましょう。
また、節分ですから悪いもの=鬼を退治するものとして恵方巻を食べきることで逃げていくともいわれています。
鬼退治目的なら笑顔で食べきることで鬼が自然と逃げていくという解釈があってもいいですね。
恵方巻の食べ方で目をつぶる理由は?
目をつぶるのはお祈りや願い事を集中して行うためです。
目を開けたままだと何かに気を取られる可能性があるので、食べ終わるまでは目をつぶるように心掛けましょう。
食べ始めたらすぐにお祈りなどをすることで他のことは考えられなくなります。
始まる前に考えておくことで最中はそれに集中するので長くつぶらずにすみますから、我慢の限界に達する前に言ってしまいましょう。
まとめ
恵方巻の食べ方はお祝いや縁起につながるので、真剣になり過ぎず笑う門には福来るというように楽しく食べたいですね。